『大丈夫です』が口ぐせだった私が、「疲れた」と本音を言えた日
~「大丈夫」が、自分を守る言葉だった~
「大丈夫です。」
私は、この言葉を一日に何回言っていたんだろう。
本当は全然、大丈夫じゃなかったときも。
疲れていても。
悲しくても。
困っていても。
気づけば反射的に「大丈夫です」と答えていました。
基本的には大丈夫と言っていた時は、自分でも「大丈夫だ」と思っていて。
あまり深く考えたことはなかったんです。
でも最近、この言葉を繰り返していた理由が少し分かるようになりました。
今日は、その話を書いてみます。
仕事でも、友人関係でも、家族の前でも
「大丈夫」を言っていた場面は、特定の誰かの前、というわけじゃなくて。
仕事でも。友人関係でも。家族の前でも。
ぜんぶ、同じくらいの温度で、気を使っていたと思います。
仕事場だと、断ったら迷惑をかけてしまうから。
友人には、楽しい気持ちでいてほしいと思っていたから。
家族には、心配かけたくないから。
理由はそれぞれ違うようで、結局は同じことで、相手に「気分よくいてほしい」と思ってて。出てくる言葉はいつも「大丈夫」。
相手が誰であっても、
だいたい同じくらい相手の気持ちを気にしていて。
慣れている人も。
慣れていない人も。
あまり区別がない感じです。
「大丈夫」と言いながら、泣いてしまうとき
今振り返ると
私の「大丈夫」には、ふたつの種類がありました。
ひとつは、本当に深く考えていなかった「大丈夫」。
自分が大丈夫な方が、その場が平和になるなぁって。
「大丈夫な方がいいよね」
そんな気持ちで、出てきてた「大丈夫」です。
もうひとつは、自分に言い聞かせるような「大丈夫」。
つらくてつらくて、逃げ出したくても、
がんばらなくちゃのとき、続けなきゃってときもあって。
そんな日がつづくと「大丈夫」と思いたくても、
大丈夫になれなくて、
涙がぼろぼろこぼれていました。
「大丈夫。大丈夫。」
そう言い聞かせるほど、心は苦しくなっていく。
そんな「大丈夫」も、ありました。
「大丈夫」は、自分を守るための言葉だった
私が「大丈夫」を使っていたのは、人によく思われたかったとか、弱く思われたくなかった、という理由じゃなくて。
目の前の相手に、心地よくいてほしかったから、心配をかけたくなかったから。そういう理由でした。
誰かに心配させてしまうことが、自分の心に、いちばん負担になる気がしていたんだと思います。
相手が笑顔でいてくれる方が、自分も笑顔でいられるって。
だから「大丈夫」を選んでいた。そう思います。
そして、「大丈夫」と言い続けることで、自分の心も守ろうとしていたのかもしれません。「大丈夫」って思い込めば、大丈夫でいられる気がしてて。
いま振り返ると、「心が自分を守ろうとしていた」という、一種の防衛反応だったのかもしれないなぁ、とも感じます。
(当時は全然そんな風に認識できていなかったけれど!)
「疲れちゃった」の本音が言えるようになった
今は少しずつ、
「ちょっと疲れちゃった」
「手伝ってほしい」
「任せてもいいかな?」
そんな言葉を、使えるようになってきました。
以前は、全部ひとりで背負おうとしていました。
疲れていても、「疲れちゃった」と言えなかった。
どんなにつらくても「つらいんだ」って言えなかった。
でも、どんな失敗をしても、
「大丈夫だよ」
と笑って受け止めてくれる人たちと出会えて。
大切に思ってもらえてるとあんしんできる場所に出会えて。
少しずつ、本音が話せるようになりました。
不思議だったのは、
「疲れちゃった」「つらいんだ」
そう伝えることができた方が、相手との距離が近くなったことです。
相手を困らせないように、本音を抑えていた頃よりも、
本音を伝えた方が、お互い安心できる関係になっていけました。
「失敗しても大丈夫」と思えるようになって、
「私には無理」
と思っていたことにも
どんどん挑戦できるようになったんだと思います。
音声配信。
作品の販売。
イベント出展…
以前の私なら、
「やってみたい」
と、そう思う前に、
「自分には関係ない」
と、心の中で終わらせていたことばかりです。
でも今は、
少しずつ挑戦できるようになりました。
できることが増えたというより、
「やってみたい!」と思えることが増えた。
そんな感覚でいます。
「大丈夫」じゃなくていい
今でも「大丈夫です」が反射で出てくることはあります。
私が「大丈夫」でいたいから
そう答える日もあります。
でも今は、
「本当は疲れてるな」
「今日は無理をしてるんだな」
って、そんな自分の本音に、
少しずつ気づけるようになってきています。
「大丈夫じゃない。」
の気持ちに気づける場所が、ひとつあるだけで、
自分との付き合い方も。
人とのつながり方も。
少しずつ変わっていく。
私は今、そんなふうに感じています。
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。
ここは、ずっと気を張って生きてきた人が、少しだけ肩の力を抜ける場所になれたらいいなと思って書いています。
「自分の気持ちが分からなくなってしまった日」に、また思い出してもらえたら嬉しいです。
なのの|本音を取り戻す言葉



今日のお話を読んで、
助けてって、言えることが実は本当は強さ(いや、しなやかさ)なんだな。
って感じました。
なののさん、ご自分を外に出せるようになって、すごいです。
僕も、虚勢を張らず、自分の気持ち・反応に正直になりたいです。
いや、なります。
不思議な言葉だね
他人を心配させないために使う「大丈夫」
自分自身を問題ないようによそおう「大丈夫」
何気なく使っている言葉だけど、方向性が真逆
そして後者で使っているときは「大丈夫」じゃないことの方が多い・・・😭
こうしてなのちゃんの過ごしやすい(?)環境が整ってきたのも
なのちゃんが作り出しているんだね☺️
明日から始まる新たな職場でも、そうした環境になれば良いなぁ。。。
追伸:カレンダー制作は「大丈夫」?🤣🤣