失敗したのに、前より苦しくなかった理由
あんなに失敗が苦しいものだったのに…!
また失敗してしまった。
その瞬間、口の中がピリピリして、体までぎゅっと強ばるような感覚になって。
呼吸が浅くなって、頭の中が「どうしよう」でいっぱいになる。
以前の私は、失敗するたびに、そのままパニックになってしまうことがよくありました。
どうしてこんなこともできないんだろう、って。
いつもちゃんとできないんだろう,って。
失敗しても、怒る人は、いま、いないのに。
自分を責める言葉が止まらなくなしてしまうんです。
失敗するたびに「もうやめよう」と思って。
「もういやだ」って思ってて。
朝、目が覚めた瞬間から、昨日の失敗が頭をめぐって、胸が苦しくなることもありました。
進みたくても、体が言うことを聞かなくなって。
「もう二度と、こんな痛い思いはしたくない」って、心を閉ざしてしまっていました。
でも最近、ちょっと違うことが起きていて・・・
みなさんは、何かひとつ失敗したときに、まるで「自分のぜんぶ」が否定されたような気持ちになること、ありませんか?
(わたしは、本当にしょっちゅうそうでした!)
何か少しでもうまくいかないと、
「やっぱり私はダメなんだ」
「周りに迷惑をかけてばかりだ」
と、心が警報を鳴らし始めてしまう。
それは、頭では「大丈夫」と分かっていても、体が勝手に反応してしまう、そんな感覚でした。
失敗したのに、立ち直りが早かった配信
先日、切り絵ライブ配信を始めようとして、最初から操作に戸惑ってしまいました。
せっかく待ってて下さる皆さんをお待たせしてしまって、
「ああ、またみんなの貴重な時間を無駄に奪ってしまった」と思いました。
頭の芯がツラくなって、また昔のようにパニックになりそうな気配がして。
でも。
そのあとが、前と違ったんです。
「もうやめよう」じゃなくて。
「でも、次は、もう少し上手にできるかな」
気づいたら、心の中でそう思えていて。
大したことじゃないって思われるかもしれないけれど、わたしにとっては、すごく大きなことでした。
失敗したのに、前ほど苦しくなかった。
どうしてだろう。
そう不思議に思いながら、すこし考えてみたんです。
失敗を、受け止めてもらえた時間があった
どうしてかっていうと、
たくさん失敗しつづけて、わたしが急に強くなったから・・・ではないと思うんです。
失敗したそのとき、リスナーの皆さんから、あたたかい言葉をたくさんいただきました。
「ゆっくりでいいよ」
「大丈夫だよ」
「失敗なんて、何でもないんだよ」
そのときは、その言葉をしっかり受け取る心の余裕がなくて、申し訳なさで涙が出てしまっていたけれど。
何度もあった、そのあたたかい経験が。
すこしずつ、すこしずつ、わたしの心を優しく守って、強くしてくれていたのかもしれないなぁって。
あの時間は、ちゃんとわたしの中に積み上がっていたんですね。
一般的には、「失敗に強くなる」というと、
失敗してもへこたれないタフな心を持つことや、失敗そのものを気にしなくなることだと思われがちです。
順調にいっているときや、強い人はそれでいいのかもしれません。
配置されたルールや一般論に、自分を無理に当てはめる必要はなくて。
でも、わたしの場合は、ちょっと違いました。
失敗した自分を、責めなくなってきたから、すこし楽になれた。
ただ、それだけなんです。
そもそも、失敗したときに自分を過剰に責めてしまうのは、
「これ以上、誰かに怒られないように」
と、心が必死に自分を守ろうとしてきた、大切な防衛反応だったのかもしれません。
だから、自分を責めてしまうこと自体も、
「それだけ一生懸命に生きてきたんだな」って、やさしく受け止めてあげられたらいいんですよね。
前に進めるのは、失敗しなくなったときじゃない
昔は、失敗しない完璧な自分になれたら、それが正解で、もっと生きやすくなるんだと思っていました。
でも、そうじゃないのかもしれません。
失敗の数が減ったから楽になったんじゃなくて。
失敗した自分を、責めなくなってきたから、少し楽になれてきたんだって。
失敗しなくなることで前に進めるんじゃなくて。
失敗した自分を責めなくなって、すこしずつ怖がることなく動けるようになるのかもしれないなって。
もし今、ひとつの失敗だけで、「自分はダメすぎる」って思っているなら。
その失敗だけで、あなた全部を決めなくても大丈夫です。
今日できなかったことがあっても。
うまくいかなかったことがあっても。
「またやってみよう」
そう思えたなら。
それだけでも、前に進み始めているのかなぁって。
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。
ここは、ずっと気を張って生きてきた人が、少しだけ肩の力を抜ける場所になれたらいいなと思って書いています。
「自分の気持ちが分からなくなってしまった日」に、また思い出してもらえたら嬉しいです。
なのの|本音を取り戻す言葉



>何かひとつ失敗したときに、まるで「自分のぜんぶ」が否定されたような気持ちになること
めちゃくちゃ分かる!!!
今まで苦労してきたこと
その過程でやってきたこと
それらすべて否定されたような気持ちに・・・(*p´д`q)゚。
明確に「誰か」からそのように否定されたわけでもないのに。
否定していたのは、自分の心だけだったのに。
>そもそも、失敗したときに自分を過剰に責めてしまうのは、
「これ以上、誰かに怒られないように」
と、心が必死に自分を守ろうとしてきた
加えて
「誰かの迷惑にならないように」
「足を引っ張らないように」って
周囲の顔色を伺うかのように過ごしてきたなぁ・・・
誰の人生でもない、自分の人生なのに(´・ω・`)
>「それだけ一生懸命に生きてきたんだな」って、
やさしく受け止めてあげられたらいい
ほんとそれ!自分の最大の味方は自分自身だもんね!
そう思える環境に出会えたことにも感謝✨🙏✨